小児と乳児、および成人のためのCPR(心肺蘇生法)、AED(自動体外式除細動)とその他の応急手当(ファーストエイド)を習得していただくMEDIC First Aidの「チャイルドケアプラス™・コース」は、家族はもとより、学校施設、保育者、スポーツ・コーチなど、子どもたちの健康上の緊急時に対応しなくてはならない人々に最適な講習プログラムです。

最新のCPR、AED、ファーストエイドのガイドライン2015に準拠している、この「チャイルドケアプラス™・コース」は、米国では保育者に課せられている応急手当の基準を満たしていますので、日本の保育施設にも、事故や病気から子ども達を守るための情報として大いに有益です。

チャイルドケアプラス™・コースは受講者の多様なニーズを満たすために、「小児と乳児コース」そして成人も含む「全年齢コース」の2つのパターンをお選びいただけます。

小児と乳児 – 小児と乳児のCPRとAED使用法とその他の応急手当てを習得したい方。所要時間は6時間前後
全年齢 – すべての年齢のCPRとAED使用法とその他の応急手当てを習得したい方。 所要時間は6~7時間

受講生ブック

受講生ブック

受講者は各自、受講生ブックを1冊ずつ所有して受講し、後の参照用として持ち帰ることができます。

A5版フルカラー
全編132ページ

認定カード

認定カード

該当する年齢層の各コースを満足に修了すると、プラスチック製の認定カードがその場で発行されます。(該当する年齢層のボックスにチェックが入ります)

追加費用はかかりません
有効期限は2年間

コース修了証書

コース修了証書

オプションにて認定カード以外に「修了証書」形式で発行することができます。

企業内コース修了証書

企業内コース修了証書

オプションで施設、組織内に複数の職員が訓練を受けたことを表示する「修了証書」も発行することができます。

受講者教材セット

受講者教材セット

受講者がコースで使用する教材セットです。

  • 受講生ブック

  • ポケットスキルガイド

  • 救急計画

  • 人工呼吸バリア
  • 保護用手袋
  • 包帯
  • ガーゼ
  • ジップロック袋
  • 認定カード

チャイルドケアプラス講習の概要

受講対象
  • 一般市民
  • 保育関係者
  • 教職員
  • ベビーシッター
  • 介護施設の職員
  • 組織内の救急要員
講習の条件
  • 指導員1名に対して受講者最大12名まで
  • 練習用人形1セット(該当する年齢に応じて成人、小児、乳児)に対して受講者最大3名まで
  • AED訓練器1台に対して受講者最大3名まで
  • 1クラスの講習の最大人数は2名の有資格インストラクターに対して24名まで
インストラクター使用教材
  • 講習用DVD
  • インストラクター・ガイド
受講者使用教材
  • 受講生ブック
  • ポケットスキルガイド
  • 救急計画
  • 実習用品セット(人工呼吸バリア、保護用手袋、包帯、ガーゼ、ジップロック袋)
スキル実習 受講者は小グループに分かれて基本的なスキルの練習をし、そのスキルを現実にあてはめる練習をオプション・シナリオで行ないます。
所要時間

小児・乳児:6時間前後

全年齢:6~7時間

(但し、参加者のトレーニング受講経験や参加者数などにより異なります)

コースで提供される講習内容

救助に備えて

■小児応急手当てプロバイダー

  • 小児応急手当て
  • 小児応急手当てプロバイダー
  • 緊急事態に気づく
  • ケガのメカニズム(受傷機転)
  • かかわる人の安全
  • 助けようと決める

■自分を守る

  • 血液感染性の病気
  • スタンダードプリコーション(標準的な予防策)
  • 自分を守る予防具

■法的な側面

  • 同意、同意の示唆、遺棄しない
  • 良き隣人法

■救援を呼ぶ

  • 救急医療サービス(EMS)
  • 中毒110番
  • 救急計画
  • 健康上の特別なニーズを抱えた子ども達
  • ケガの報告

■緊急移動

CPR&AED

■心停止

  • 酸素と人間の体
  • 二次的な心停止
  • 心肺蘇生法(CPR)
  • 子どもの蘇生(救命)の連鎖
  • 突然の心停止:CPR、早期除細動
  • 成人の蘇生(救命)の連鎖

■胸部圧迫

  • 小児と乳児
  • 成人

■レスキュー呼吸

  • 気道を確保する
  • バリア(保護具)を使う
  • 息を吹き込む
  • 小児と乳児
  • 成人

■自動体外式除細動器

  • AEDの操作
  • 成人、小児と乳児
  • AEDのトラブル解決と注意事項

■初期の評価 – 意識なし

  • 回復体位(リカバリーポジション)

■心停止の手当て

  • 小児と乳児
  • 成人
  • 圧迫のみのCPR
  • 溺水

■複数のプロバイダーによるCPR

■チョーキング(のど詰まり)- 軽度と重度

  • 小児
  • 成人
  • 乳児
評価 ■初期の評価 – 意識あり
突然のケガ

■出血のコントロール

  • 止血帯[ターニケット](オプション)
  • 内出血

■ショック

■頭、首、または背中のケガ

  • 脊椎のケガ
  • 脳のケガ
  • 脳震とう

■四肢の腫れ、痛み、変形

■ヤケド

  • 熱によるヤケド
  • 電気によるヤケド
  • 化学物質によるヤケド
  • 目に入った化学物質

■個々のケガ

  • 切断
  • 軽度のケガ
  • 鼻血
  • 口のケガ
  • 目に入った異物
突然の病気(急病)

■突発的な病気の警告兆候

■意識レベルの変化(意識障害)

  • 低血糖
  • けいれん発作
  • 失神

■呼吸困難、息切れ

  • 喘息(ぜんそく)と吸入器
  • 激しいアレルギー反応
  • エピペン自己注射器を使う(オプション)

■中毒

  • 飲み込みによる中毒
  • 吸い込みによる中毒

■一般的な病気

環境性の緊急時

■暑熱障害(熱中症)

  • 激しい活動による脱水
  • 熱疲労
  • 熱射病

■寒冷障害

  • 低体温症
  • 凍傷
刺し傷と噛み傷
  • 刺す虫
  • クモの噛み傷
  • 動物と人間による噛み傷
その他の考察事項
  • 精神面の考察事項
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